私の物忘れ体験と対策

歳を重ねると物忘れが多くなると言いますが、最近は本当にそれを実感しています。

 

ちょっと出かけようとして車の鍵をもって玄関を出ようとした時に、出かける前にお手洗いを済ませていこうと思って車の鍵を置いてお手洗いに向かったのです。お手洗いを済ませて今度こそ出かけようと思ったら、鍵をどこに置いたか思い出せないのです。

 

また急に必要な物があり、買い物にでかけた時などは、お店に入った時に何を買いに来たのか思いだせない時もあります。自分でも呆れかえってしまったのは、のんびりと椅子に座って読書をしていた時に、ふと良い考えが思い付いて実行に移そうと思い、椅子から立ち上がった瞬間にその考えを忘れたしまった時です。

 

そこで自分の行動を冷静に分析してみると、急に何かをしなければならないと思った時に、焦ってしまって物忘れが起きているような状況でした。ですので車の鍵などに関しては、どんな状況でもきちんと決めている場所に戻す。買い物や思い付いた事に関しては、必ずメモに書いてから実行に移す。

 

こういう行動を心掛けることによって物忘れ対策をしています。また物忘れ対策には、脳の動きを高めるといわれている大豆が良いと聞いたので、豆腐料理などを積極的に食べてます。

物忘れで危険な場合と安全な場合

物忘れというものは誰しも体験するものであり、人間は記憶したものを忘れていく生き物ですから自然な形です。ただし、その物忘れが誰しも起こりえる安全なタイプなのか、病気のように危険なものなのか判別する事が難しく、病気の時の物忘れには様々なリスクがあります。

 

加齢と共に記憶出来る容量や保持期間が短くなりがちであり、若い人でも集中していなかったり、大量の情報を一気に扱ったりすれば物忘れが起きるのは普通です。

 

若いのに物忘れがひどい・・若年性健忘症の原因・予防

 

問題になるのは認知症のように物忘れをしている自覚すらなく、体験した事すら忘れていく場合があり、こうした状態が進行していくと日常生活をまともに行う事が出来なくなります。

 

例えば朝食べたものを思い返せないとか、薬を飲まなければならない場合にも認知症では忘れてしまったり、お金の管理も行なえなくなって、生活に支障が起こるタイプもあるものです。

 

周りの家族はそうしたサインに気が付いて、早期段階で医師に相談する事が有効であり、ただの物忘れとして捉えずに行動する事が重要になります。その物忘れが安全か危険かの区別は非常に難しい部分がありますが、いずれにしても生活に支障をきたすレベルのものは専門医に相談が望ましいです。

中年になってからの物忘れは要注意

日常生活の中でのちょっとした物忘れなどは、老若男女を問わず、誰にでも普通に起こることです。たとえば幼児が食事中にデザートの名前を忘れたり、小学生が敬老の日が何月何日だったかを忘れたり、あるいは学校帰りの学生や退社後のサラリーマンなどが観たい番組の予約録画を忘れてしまうようなことは、時には起こって当たり前のことだと言えるでしょう。

 

しかし、そんな物忘れも、中年になってからは要注意と言えます。なぜなら中年になると若い頃とは違って、物忘れの回数が多くなってくることがあるからです。それは確かに単純な老化による回数の増加なのかもしれませんが、ひょっとしたら何かの病気の前触れかもしれません。とにかく、人間、歳を取ってくると色々な病気のリスクが大きくなってくるのです。

 

ですから、たかが物忘れと甘く見るのは良くありません。ですから中年になったら、できる限り、物忘れの回数が増加傾向にあるかどうかは常にセルフチェックしたいものです。同様に、忘れ物にも注意が必要でしょう。たとえば中年になってから、急に、雨の日のたびに傘を何処かへ置き忘れてきてしまうようになったら要注意です。気になる場合は早めに専門医などに相談するようにすべきです。

職場の人の名前さえ思い出せない・・・

現在40代ですが、本当に物忘れがひどいです。年齢のせいというよりも、子供の頃から忘れ物も多いし、ケアレスミスが多いと先生に通知表でいつも指摘されるほどそそっかしいので、もともと生まれつき脳の回路が一部つながりにくいのかなぁ、と思っています。


物の名前が思い出せないのはしょっちゅうです。姿形は頭にしっかり浮かんでいても、名前だけが瞬間的に出てきません。まあ、この程度の物忘れだったら他愛もない雑談の中でのことがほとんどなので、そんなに困ることもないし相手に迷惑をかけることもないし、「ほら、あれ、なんだっけ?あの…」と言っている間に思い出せます。ですのであまり気にもしていないですし、家族など周りの人も問題視していません。


そんな私でも、さすがにこれはまずいのでは、と思うのが、仕事中に一緒に働いてい人の名前が瞬間的に出てこない時です。「○○さんに聞いてみて」「○○さんがそれは担当だから」などと他の人に話す時に、その名前が出てこないことがよくあります。もう10年、20年一緒に働いている人の名前なのに。でも、絶対に名前を忘れない人たちもいます。これって忘れる人たちは私が重要視してないということなのでしょうか?まったくそんな意識はないのですが、自分でも不思議です。


それでも仕事上で問題があるレベルではありません。脳トレをやったところで、効果はどうなんだろうと疑問ですし、これからもきっと変わらないままだと思います。